英語で作った『立ち入り禁止看板』デザイン5選

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最近は家の近所でよく外国人を見かけるようになりました。観光もあると思いますが、仕事等で日本で生活をしている方が多くなっているようですね。

その中には日本語を話せない方もいらっしゃるので、言葉が分からない故のトラブルが起きています。

「従業員専用」と書かれていても分からないのでトイレと間違えて入ってしまったり、「従業員専用駐車場」に車を停めてしまったり…

単なる間違いで済めばいいのですが、事故につながることもあります。お店側としても外国人に伝える努力が必要です。

外国人がよく来店するお店では、せめて共通語の英語を使った看板を掲示した方がいいですね。
そこで、この記事では英語で『立ち入り禁止看板』をどう作るのか、デザインと合わせてご紹介します。

英語で『立ち入り禁止』って何て言うの?

「立ち入り禁止」と言っても、英語では色々な表現があります。例えば、従業員専用の入り口に貼る場合、一般的には、

Keep Out

直訳すると「外を保つ」となり、外にいてくださいという言い回しになります。部屋のドアに貼れば、「この部屋へ立ち入らないで」という意味になるため、立入禁止看板でよく使われます。

Staff Only

「許可された人、スタッフのみ」という意味で「関係者以外立ち入り禁止」と訳されます。「No」や「Don’t」という禁止の用語が入っていないので、高圧的ではなくスマートですね。

きちんと「No」を使う表現もあります。先ほどまでは状態を伝えていましたが、入ろうとしている人、入ってくる行動そのものに対して禁止を伝える場合に使います。

Noを使う表現

入ろうとしている人に対して伝える言葉なので、「進入禁止」の意味合いが強く、建物の入り口や、駐車場のゲート等で使います

他にも、立ち入りを禁止するというよりも、立ち入れる人を制限する表現もあります。

Restricted Area

「Restricted」は「制限付き」という意味で、「立ち入り禁止区域」と訳されます。「関係者しか入れない特定のエリア」なので、軍事基地、工場、研究所、または政府の施設などで使うことが多いです。

同じエリア系でも、境界線がはっきりしていて内側と外側が分かりやすい場合は「Keep Out」が使われます。映画やドラマでよく見る事件現場のバリケードテープによく書かれていますよね。

バリケードテープはKEEP OUT
ちなみにの話

『規制線』という言葉を聞いたことがあると思いますが、上の写真の黄色のテープのことだと思っていませんか?

実は規制のかかっているエリアの境界線を指す言葉なのです。黄色のバリケードテープがなくても、入ってはいけないエリアなら規制線は張られています。

英語の表記方法について

英語表記をする場合、「please」といった丁寧な言い回しはせず、直接的な表現が一般的。その際は「Do Not Enter」のように各単語の頭文字を大文字にして書くと、より強調できます。

「DANGER(危険)」 や 「CAUTION(注意)」など単語だけで使う場合は全て大文字でOK!

ただ文章になっている注意書きの場合は、中学校で覚えたように、最初の単語の頭文字のみ大文字にしてください。

ピクトグラムを使ったり、赤や黄色等の危険を表す色と併用すれば直感的に伝わるので、 英語圏以外の外国人にも視覚的に伝わります。

ピクトグラムと併用させた例

英語を使ったデザイン5選

英語が分かってもそれをうまく伝えなければいけません。そのためにはデザインが大切です。駐車場看板.comでは、あらかじめ英語でデザインされたサンプルをご用意しています!

気に入ったデザインを選び、変更点を伝えるだけで、デザイナーがレイアウトを作成しますので、簡単にオリジナルの「立ち入り禁止看板」英語バージョンが作れますよ。

デザインサンプルの中でも、選りすぐりのデザインを5つご紹介します!

白と黒のコントラストで警告

立入禁止英語看板のデザイン1

一目瞭然の立ち入り禁止看板ですね。黒ベースに白抜きという最強のコントラストなので、目立つこと間違いなしです。

「O」の文字と人のデザインがユニークですね。これだけも入れないということが分かりますが、ピクトグラムと併用しているので、英語圏以外の方にも伝わりやすいお勧めのデザインです。

イラストの効果は万国共通

立入禁止英語看板のデザイン2

日本語と英語を併用しているパターン。日本人にも「立入禁止」を伝えないといけませんからね。縦書きと横書きで、2つの言語をうまく取り込んだデザインです。

仮に文字がなかったとしても、イラストを見ただけで「あ~、入っちゃダメなんだと」と分かります。目立つ配色が、その効果をより高めています

ピクトグラムでシンプル イズ ベスト

立入禁止英語看板のデザイン3

立入禁止看板のデザインは、その性質上どうしても目立つ配色を使うので賑やかになりますが、これは白の面積を多くとっているので、スッキリとしています。

見慣れた標識が中央にあるので、文字を読まなくても伝わります。シンプル イズ ベストなデザインです。

ユニフォームの配色テクニックを利用

立入禁止英語看板のデザイン4

文字だけの看板は読む気にならないこともありますが、このデザインは紺色と赤色の差、文字サイズの大小がしっかりとメリハリを作っているため、とても読みやすいです。

これは胸元のチーム名がしっかり見える野球のユニフォームにも使われている配色テクニック。そう言われると、少しずつユニフォームに見てきませんか?

英語圏以外の言葉もバランスよく

立入禁止英語看板のデザイン5

お店に買い物に来るお客様は英語圏の方だけじゃない!」というところも多いですよね。だからと言って色んな国の言葉を羅列すると、文字だらけの看板になってしまい読みにくくなります。

そこで言語ごとに色を変えるこのデザインはいかがでしょうか?赤色ベースなので看板自体も目立ちます

まとめ:英語で作った『立ち入り禁止看板』デザイン5選

いくら英語で看板を作ったとしても、読みにくいと意味がありません。

注意喚起の看板は特にメッセージを伝えることが第一義なので、デザインは最重要。当社のサンプルは、プロのデザイナーが作っているため、バランスを気にせずそのまま使えるのが魅力です。

『パネル型』だけでなく、立ち入り禁止場所に直接置いて使える、『スタンド型』も取り扱っています。入口に看板があれば必ず目に入るので効果抜群です。こちらのページも参考にしてください。

https://www.parking-kanban.com/product/no_trespassing_sign/#stand
この記事を書いた人
東井 直樹

看板業界は長くデザインから印刷、設置の経験もあります。これまでの知識と経験を生かしてお客様の役に立てる情報をご提供できればいいなと思っています。お役立ち新商品を作ることが夢です。

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