駐車場でのアイドリングは、騒音や排気ガスなど近隣の迷惑になりますから、管理者は防止しなければなりません。
「アイドリングストップ看板」の設置は、コストが安い上に非常に効果の高い施策の一つです。しかしながら、ただ設置するだけでは十分な効果は得られません。看板の効果を最大限に引き出すには、デザインや設置場所が、より重要なのです。
この記事では、アイドリングストップ看板の「効果的なデザイン」、「効果的な設置場所」及び「設置方法」について詳しく解説します。
アイドリングストップ看板のデザイン8選
誰もが目に付く場所に「アイドリングストップ看板」を設置しても、内容が分かりにくいと効果は期待できません。
そこで「アイドリングが禁止なんだっ!」と、誰が見ても分かりやすいデザインを8つご紹介します。
アイドリングストップ看板の効果的な設置場所
分かり易いデザインが決まれば、次はいよいよ看板の設置です!
看板は、どこに付けても良いわけではありません。
看板を設置しようとするとき、やえもすると設置しやすい場所を選びがち。例えば、このような場所です。するとどうなるでしょうか?

設置しやすい場所ではありますが、この看板の前に車が駐まってしまうと、、、、、そう、看板が見えなくなってしまいます。これではアイドリングを防止することはできませんから、看板を設置している意味がありません。
ではどこがいいのか?!
この章では、効果の高い設置場所を3つご紹介します。
駐車場の側面
車がすべて埋まった状態でもはっきりと見えないといけませんから、駐車スペースと反対側の壁やフェンスが理想です。下の写真のようなシチュエーションなら、どの車からでもよく見えます。アイドリングをしている方に一番見せたい看板ですからね。

もし正面に壁がない場合は、側面に設置しましょう。

いずれにせよ、車が駐車していてもはっきり見える位置。そういう場所を探して設置しましょう。
駐車場の入口
駐車場の入口は、看板の内容にも自然と目が行くもの。そこに「アイドリングストップ」という看板があれば目に留まりやすくなります。駐車した後も「エンジンを切らなければ」と意識するきっかけになるでしょう。

また、通行人がよく目にする入口に設置することによって、「ここの駐車場はきちんとアイドリングへの対策をしている」という印象を近隣の方に与えることができます。
建物の入口や歩行者通路
アイドリングが発生する場面として、例えば病院で待ち時間を過ごしているときやスーパーなどで奥さんの買い物を待っているときなどが多いのではないでしょうか。
その他、一度建物に入り、その後車に戻って待機するケースでもアイドリングはよく見られます。そのため、建物の入口付近に「アイドリングストップ」の看板を設置すると効果的です。
車を降りて歩いている状態は特に看板の文字が視界に入りやすいため、内容を読んでもらいやすいです。

アイドリングストップ看板の設置方法
デザインと設置場所が決まれば、あとは看板をどう取り付けるか、だけです。この章では、看板の設置方法をご紹介します。
結束バンドで取り付ける
駐車場に看板を設置する対象としては、フェンスが多いと思います。
フェンスに設置する場合、看板の材料はアルミ合板(3mm厚)がお勧めです。腰がある素材なので、たわむことなくぴ~んと綺麗に設置できるからです。

フェンスには針金か結束バンドで設置ができますが、針金は先端が飛び出ていると通行人に引っ掛かることもあり危険です。その為、当サイトでは結束バンドをお勧めしています。

設置方法はこちらでご確認ください。
両面テープやボンドで取り付ける
取り付ける対象がブロック塀の場合は、強接着の両面テープかコンクリートボンドもしくは次の項でご案内する看板フックがお勧めです。

両面テープは、当然ながら普通の両面テープではすぐに剥がれ落ちてしまいます。「3M強力両面テープ 外壁面用」なら、屋外で使用しても問題ありませんのでお勧めです。当サイトではご注文フォームでお選びいただけます。
駐車場看板の裏面に両面テープをつけてもらえますか?
https://www.parking-kanban.com/faq/detail/1230
当サイトでお勧めしているコンクリートボンドは樹脂製で、圧着させるタイプのものです。看板の材料は、塩ビ(1mm厚)でもアルミ合板(3mm厚)でも問題ありません。

コンクリートボンドの使用方法はこちらの動画をご参照ください。
看板フックで取り付ける
ブロック塀に看板を設置する場合はボンドやビス止めが確実ではありますが、逆に言うと、一度付けてしまうと簡単に取り外すことができません。もしアイドリングストップ看板の設置場所を、効果を見極めながら色々試したいなら、取り付け取り外しが簡単な『看板フック』がお勧めです。

ボンドもビスも使いませんので、看板を外した跡も残りません。
設置方法はこちらの動画をご覧ください。
脚付きアルミ枠を使って設置する
フェンスもコンクリート壁も何もない場合は、自立型の、脚付アルミ枠・コンクリート立て台セットがお勧めです。

当サイトでアイドリング禁止の看板と併せてご購入いただくと、脚付アルミ枠にセットした状態でお届けしますので、届いたらコンクリート立て台に脚を差し込むだけで簡単に設置することが出来ます。
結束バンドでフェンスに設置したものの、位置が低くて見えにくい場合は、この脚付アルミ枠を使えば位置を高くできます。フェンスには、結束バンドロングタイプで簡単に括りつけて設置させることができます。

アイドリングストップ看板の価格
看板の価格は、サイズと材料によって変ってきます。もちろんサイズは、ご希望の大きさでお作りできますのでご安心ください。ここではよく出る3サイズの価格をご案内します。
材料/サイズ | 1200×910mm | 910×600mm | 600×450mm |
---|---|---|---|
塩ビ1mm厚 | 13,250円 | 9,600円 | 7,250円 |
アルミ合板3mm厚 | 13,700円 | 9,900円 | 7,450円 |
※複数枚ご購入いただくとお得になります。
※価格は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
駐車している車からよく見えるサイズでお作りくださいね。もしサイズ選びでお悩みの場合は、こちらのブログをご参照ください。
アイドリングストップ看板の納期
当サイトで看板をご注文いただくと、すぐに製作にかからずに、デザインのやりとりをします。デザイナーと直接できますので安心です。修正は何度でも無料ですので、必ず納得いくデザインに仕上げることが出来ます。原稿が確定しましたら、6営業日後(通常便の場合)に出荷いたします。
到着までにかかる日数の目安はこちらをご覧ください。

お急ぎの場合は、『特急便』という、原稿確定後3日後に出荷できるプランもございます。詳しくはこちらをご覧ください。

『アイドリングストップ看板』の効果を最大限に!:まとめ
ドライバーは、目的意識を持っている場合を除いて普通は看板など見ようとはしません。注意看板も同じで、いくらこちらが注意を促そうと思っても、なかなか見てはもらえないものです。
また、アイドリングストップ看板の場合、一般的な駐車場看板とは違って、すでに駐車した人をターゲットにするという点を理解しておくことも大切です。
それにはデザインと合わせて、必ず読んでもらえる場所に看板を設置することが大切です。
『アイドリングストップ看板』の効果を最大限にするには、以下の点に気を付けて設置してください。
- 「アイドリングが禁止なんだっ!」と誰が見ても分かりやすいデザインか
- 全ての車が駐車されている状態でもアイドリングストップ看板が見えるか
- 駐車場に入ってくる時に必ず目にする入口付近にも付けられないか
- 建物に入る入口(出口)付近にも付けられないか
この記事が、アイドリングのないクリーンな駐車場運営に寄与できれば幸いです。分からないことがありましたらお気軽にご相談ください。
