駐車トラブル対策!車止めにオリジナルのネームプレートを

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『二足のわらじ』で月極駐車場の経営をされている方も多いでしょう。会社から帰宅後、ビールでも飲んでゆっくりしたいのに、

「車を駐めようと思ったら、他の人が駐めてるので何とかして!」

といった電話をもらったことはありませんか?

確かに夜は駐車区画やナンバーが見えにくいので、間違える可能性が高いです。しかし今回トラブルを収めたとしても、対策をしなければ、また同じことが繰り返されます。

そこで『車止め』にネームプレートを付けるのがオススメ。駐車する時に、必ず目に入る場所なので非常に効果的です。

この記事では、駐車場プレートをオリジナルで作る際の手順、製作費について説明します。クレームは解約に結びつきますので、根本から対処して快適な駐車場にしましょう。

ネームプレートがお勧めの車止め

結論から申しますと、ネームプレートを設置するのに適している車止めは、コンクリート製のみです。

他にも種類がありますが、それらにネームプレートを付けるのはあまりお勧めできません。代表的な2つの種類を、以下で詳しく解説します。

1つは樹脂製のもの。コンクリート製のものに比べて劣化が早いので、周りの樹脂とともに、プレートが外れてしまうからです。形状も様々なので、設置が難しいのも理由の一つです。

樹脂製の車止め

もう一つが単管です。一区画ずつ車止めを置くよりも、設置費や管理費を抑えられるのが利点ですが、プレートをつけるのは簡単ではありません。

単管を使った車止め

これらの場合は、「駐車場プレート用鉄クイ」を利用して地面に自立させることをお勧めします。

適切なサイズの測り方

「プレートを作るぞ!」と言っても何から手を付ければいいかわかりませんね。まずはサイズを決めましょう

ここからは、コンクリート製車止めのサイズを測る方法をご説明します。

大きく分けて二つの形があります。断面が四角形のもの(以降「羊羹(ようかん)型」)と、タイヤが当たる部分が斜めになっているもの(以降「傾斜型」)です。それぞれでみていきましょう

羊羹(ようかん)型の場合

羊羹型は、車を駐めようとする時にネームプレートが見えた方がいいので、正面に貼ると効果的です。

タイヤが当たって汚れてしまうと思って、上の面に貼る方もいらっしゃいます。最近では、バックモニターが付いている車も多いので、上の面に貼っても効果がない訳ではありません。しかし今から駐車しようとしている時には見えづらいため、正面をお勧めしています。

コンクリート製の車止めにネームプレートを貼ったところ

「でも正面に貼るとタイヤが当たるのでは?」という声が聞こえてきましたが、ご安心ください!
実は、車止めよりも10~20mm低くプレートを作るとタイヤに当たりません!

ネームプレートは車止めより1~2cm小さく作る

例)一般的な幅600×高さ100mmの場合

横幅:600mm-左右10mmずつ=580mm
高さ:100mm-上下10mmずつ=80mm

となり、580×80mmが丁度良いサイズになります。

車止めより10~20mm小さくネームプレートを作る

外側寄りに貼れば、車が駐まっていても名前が見えやすいですよ。

傾斜型の場合

傾斜型は斜めになっている部分に貼ると効果的です。プレートを貼るための凹みがついている場合は、そのくぼみに合わせてプレートを製作しましょう。見た目もスッキリですし、くぼんでいる分タイヤに当たりにくくなります。

プレートをはめ込んだ車止め

【注意】ぴったりのサイズでプレートを作ってしまうと、はめ込む時にひっかかってしまって、奥まで入らないことがあります。

契約者様が変わった時、プレートを剝がす作業も難しくなります。2~4mm程度のクリアランス(ゆとり)をとりましょう。

車止めのくぼみよりクリアランスをとる

プレート用のくぼみのないものはどうしたらいいでしょうか?

駐車場看板.comとしましては、「プレートを貼らない」というのが回答です。まともにタイヤが当たってしまいますので、汚れたりインクが剥がれるからです。

ネームプレート用くぼみがない場合は、後ろにブロックを置いてプレートを貼り付ける方法をお勧めしています。

ブロックにネームプレートを付けた例

地面が砂利や土でしたら「駐車場プレート用鉄クイ」で自立させてもOKです。

駐車場プレートの材料と価格

駐車場プレートはアルミ合板3mm厚が一番適しています。発泡材をアルミ板で挟み込んだもので、軽いのに腰があって丈夫です。駐車場看板でも使用している材料です。

ネームプレートの材料アルミ合板

価格はサイズで決まります。こちらが1枚の価格表です。

ネームプレートの価格表

「サイズを測ったけど上記の価格表にはない!」という方もご安心ください。オリジナルサイズは通常、別途見積もりとなるところが多いのですが、駐車場看板.comでは、希望サイズを入力するだけで価格が出るんです!

サイズを入れると価格が表示される

面倒な見積もりを取らなくても、サイト上で自由にサイズを入力し価格を確認しながら購入できます。ぴったりのご希望サイズで簡単に購入できるんです!実際にご体感ください!

デザインも自由自在

その他気になるのはデザイン。よくみかけるのは白地に名前だけというスタイルですよね。せっかくオリジナルでネームプレートを作るのですから、目立ってカッコいいものを作りましょう!

と言っても、「さぁデザインするぞ~!!よ~し!うぅ~む。……。」となって結局「白地で黒文字が無難かな」となってしまいそうです。

デザインも駐車場看板.comにお任せください。予めデザインされたデザインサンプルがあるので、その中からお好きなものを選び、ご希望の文字や書体、色を注文フォームで入力するだけです。ご注文後、弊社デザイナーが仕上がりイメージをお作りします。

ネームプレートのデザインサンプル


サクッとデザインを選び、チャット感覚でデザイナーと打ち合わせをして、簡単にオリジナルプレートを製作することが出来ます。既製品を買うよりも楽しいですよ。

月極駐車場看板「プレート型」のデザインサンプル
月極駐車場看板「プレート型」のデザインサンプル。駐車場看板.comでは多数のデザインサンプルをご用意。お好みのサンプルをお選びいただき、内容や色、レイアウトを自由に変えてご注文できます。

まとめ

駐車場経営は土地活用です。契約者様がいてこそ、駐車料金という収益が出ます。「ここに車を預けたい!」と思ってもらえる駐車場を目指さないといけませんよね。

たかが車止めですが、駐車場の「安心」を作る材料になります。自分が間違えないという安心感もありますが、他人が自分の区画に間違えて駐めることもないという安心感です。

例えば、月極駐車場を探している方が、A駐車場とB駐車場で迷っているとします。家からの距離も、料金も、使い勝手も同じなら、車止めにネームプレートが付いている方を選ぶと思いませんか?
些細なことが、大きな差を生みます。簡単に作れるので、やらない手はないですね。

プレートの他にも月極駐車場で必要なものを取り揃えていますので、こちらも是非ご覧ください。

月極駐車場看板のデザインテンプレートを多数ご用意|駐車場看板.com
月極駐車場看板の製作ならお任せ下さい。おしゃれなものからオーソドックスなものまで、既製品を買うように簡単にオリジナルの月極駐車場看板がご注文できます。


この記事を書いた人
日髙 里予

駐車場看板.comの受注・問合せ窓口を担当しています。看板のデザインや設置方法など、日々お客様からたくさんのご相談をいただく中で培ってきたノウハウを基にブログを書いています。駐車場の管理・運営に関するお悩み解決のヒントがいっぱいですのでぜひご覧ください。

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