ご相談事例

回答

まず、「前向き駐車」という言葉の意味を正しく理解されていないドライバーがたくさんいらっしゃるということを押さえる必要があります。
例えば、「前向きになるようバックして駐車」だと誤解されているのです。
もちろん、前向きになるようにバックをして駐車をしてしまうと、駐車場の外に排気ガスが流れてしまいますし、その際にマフラーが外向きになるので音もうるさくなり、コチラの意図とはまるっきり正反対の結果になってしまいます。
言うまでもなく「前向き駐車」の正解は、バックして駐車しないでください、です。
コンビニやスーパーなどの駐車場でも前向き駐車の看板はよく見かけますね。

ですので、「前向き駐車」の意味をまずは正しく伝えなければいけません。
それには、駐車場看板には文字だけでなく、イラストを使用することが一番です。
例えば壁に向かって前向きで駐車する車のイラストと進行方向を示す矢印でパッと一目で分かるようなイラストが入った看板を掲示すれば、認識違いは少なくなります。
ドライバーが看板を見て判断するのはほんの一瞬ですので、言葉だけではなく、パッと見るだけで正しく伝わるデザインをお勧めします。
駐車場看板ドットコムにはそういったことを考慮して作ったデザインサンプルが多数ございますので、是非ご利用ください。一部ご紹介させていただきます。

【PK-00373-1】

シンプルでわかりやすいですね。イラストがあるので、「前向き駐車」に対しての認識違いもなく駐車していただけそうですね。ベースに青色を使うことで冷静さをイメージさせるので、落ち着いた判断をしていただけると思います。

【PK-00375-1】

ベースに黄色を使うことで目を引きやすいデザインです。黄色と黒色は工事現場と同じ配色で、注意を促す際によく使われています。こちらもイラストが入っているのでどなたでも分かりやすいですね。

【PK-00376-1】

駐車場を上から見ているイラストが分かりやすいですよね。このイラストはカスタマイズできますので、お客様の駐車場に合わせて変更できます。これがオリジナルで製作できる利点です。目の前と同じ図が表示されていれば、その通りに駐車するだけなので、認識違いはまずないと言えます。

この他にも多数のデザインサンプルをご用意していますので是非ご覧ください。

もちろんイラストに合わせて、タイトルの下に「排気ガスでご近所の迷惑になりますので、必ず前向きに駐車して下さい。」等とテキストで理由を一文添えていただくこともできます。何故、前向きに駐車しないといけないか理由が分かれば、より理解しやすくなります。理由も分からずお願いされても、従いにくいですからね。中には、ヘッドライトが眩しいから、住民に迷惑だと思ってバックで駐車されている方もいらっしゃいますので、排気ガスと騒音対策が本来の目的だと伝えてあげましょう。

前向き駐車は、道路標識にはなく、無視したからといって交通違反にはなりませんし、行為を罰する法令の規定もありませんので、ドライバーのマナー頼みになります。
だからこそ認知度も低くこのような誤解が生じます。看板でしっかりと伝える必要があるのです。
さらに看板には駐車場管理会社名や電話番号を入れていただきますと、しっかり管理された安心できる駐車場という印象を近隣の方に与えることができます。