ご相談事例

月極駐車場の空きを埋める秘策はありますか?

月極駐車場を運営しておりますが、空きが目立っています。駅前なので周囲にも同じような月極の有料駐車場が何ヶ所もあり、このあたりは激戦区になっています。

駐車場のフェンスに空きあり看板や募集看板をつけてはいますが、他の有料駐車場も看板をバンバン出しているので、埋もれ気味でなかなかアピールしきれていない気がします。

周囲の月極駐車場より価格設定を低くしているのですがどうも伝わっていません。最安値を打ち出し差別化を図りたいと思っていますが、どうすればいいでしょうか?

また、駐車場の裏に線路が通っているので、電車通勤の方にも、「駅の近くの駐車場がまだ空いていますよ!」とアピール出来ればと思っていますが、そんなに大きな看板を立てるスペースもございません。良い方法はありませんでしょうか?アドバイスお願いします。

回答

横断幕がお勧めです。

スポーツの大会に行くと、観客席に「全力投球」とか「一球入魂」と大きく書かれた横断幕を目にしますね。テレビ中継で一瞬だけ写ってもしっかり文字を読み取ることが出来ます。 大きな看板を作るよりリーズナブルですし、女性一人でも設置可能なのでおススメです!

一般にビニール系のターポリンという生地で製作しますので、雨に濡れても問題ございません。横断幕の周囲はロープを縫込み補強しているので丈夫で、出しっぱなしでも3年程度は大丈夫です(設置する環境で大きく異なるのであくまで目安としてください)。取り付けは、穴にリングを取り付けたハトメに紐を通して括り付けるだけと簡単なので、女性一人でも横断幕を取り付けることが出来ます。

コインパーキングのような時間貸しの有料駐車場ではよく使われていますが、月極駐車場で利用されているところはあまり見たことがございませんので、他の駐車場の看板に埋もれることなくしっかりアピール出来ます。

そして横断幕に”地域最安値”と書いてアピールしたい!ところなのかもしれませんが、月極駐車場という性質上、あまりチープなイメージは避けた方が無難です。と言いますのも、お客様からすれば、大切な車をこれからずっと預ける場所だからです。時間貸しのようなその場限りではなく、毎日の生活の一部になるところですので、できれば信頼のおける月極駐車場でお世話になりたいと思うのが人情です。あちこち変わりたくもありません。ただ、毎月の事なので、金額が大事なのも事実。

ではどうするのかというと・・・そのままの金額を大いにアピールしてみてはいかがでしょう。
月極駐車場で、金額を表示しているところってあまりないと思うからです。
包み隠さずオープンなイメージを与えられますので、安心感があり信頼度も上がると思います。

ご覧のように、フェンス一面を使って、「12,000円/月 空あり」と大きく書いた横断幕を掲げれば目立つのはもちろん、お探しの方にとってとても分かりやすいです!
価格の分からない契約駐車場だと、いちいち問い合わせをしなければいけませんから、意外と面倒です。
「空きがあるのは分かるけど、いくらなんだろう?」手が空いたら問い合わせしてみようと思っても、日中は仕事をしているので、タイミングを逸しそのまま、という方も少なくありません。
その点、このように知りたい情報が予め表示されていれば、問い合わせする必要もなく、駐車場管理者さまにとっても、掛かってくる連絡は申し込みの意志を持った方だけ、ということになり効率的です。

電車に対してのアピールにも横断幕は有効ですが、もう一つお勧めのアイテムがあります。「のぼり」です。
通勤電車の窓の景色は毎日同じで、特に意識せずに何気なく見ているもの。その視界の中に何かしらの動きがあると目に飛び込んできます。だからひらひらと風になびくのぼりに、つい目がいってしまいます。
2、3本置くだけで通勤電車に乗っている方へ月極駐車場の存在をアピール出来ます。
大きな看板は製作費と設置代でかなりのコストになりますが、横断幕やのぼりはコストパフォーマンスが非常に優れているアイテムですので、是非ともお勧めです。

もっとも、のぼりの効果は対電車だけではありません。
コインパーキング等の時間貸し駐車場では当たり前のようにズラッとのぼりを立ててアピールしていますが、月極駐車場の募集のシーンでは意外と使われてなかったりします。
風になびくのぼりは、上に書いた通り、遠くからでも目に付きますので、特に大通りから少し入ったところにある有料駐車場には強い味方となります。

遠くからのぼりで気付かせて、近くに来たら値段の書いている横断幕。

この戦術は大変効果的ですので是非お試しください。

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