教えて!Q&A

駐車場看板の耐久性はどれくらいですか?

設置場所の環境によって大きく異なりますが、目安は1~3年です。

看板の耐久性の判断基準は、

・看板の材料自体の耐久性
・印刷している色の耐候性(色持ち)

この2点です。
看板の材料自体はもっと長持ちしますが、それより先に印刷面の色の方が褪せてしまうのが一般的です。そうすると文字が読めなくなり、看板としての役割が果たせなくなります。


●耐久性について
当サイトで取り扱う駐車場看板の材料の『耐久性』はそれぞれ、

・『塩ビ1mm厚』 約2~3年
・『アルミ合板3mm厚』 約5~10年


日照時間や降雨量、周囲の交通量など、設置する環境によって大きく変わるので、あくまで目安としてお考え下さい。

●耐候性(色持ち)について
インクが色褪せる原因は主に紫外線なので、『耐候性』という言葉を使います。
看板の耐候性は、標準の『UV印刷』で約1~3年です。耐候性については、実際に弊社で実験をしたことがあります。太陽のよく当たるところに1年間出しっ放しにして、どれだけ色褪せたかを見る実験です。
UV印刷の耐候性左が『塩ビ1mm厚』、右が『アルミ合板3mm厚』

1年間屋内で保管していたものと比較すると、色褪せ具合がよく分かります。

実は色によってとても差があります。20番や44番の濃い色に比べると、2番や14番の薄い色の方が早く色褪せる傾向にあります。もし看板を出来るだけ長く使用されたいなら、濃い目の色で作るのがお勧めです。色別色褪せ度合い

このように看板の素材自体の『耐久性』よりも印刷インクの『耐候性』の方が短いため、看板の場合は『耐候性』を基準に考えることが一般的です。

つまり、1〜3年というのが駐車場看板の耐久性というわけです。

 

●耐候性を伸ばすために
上述した通りインクの色褪せの原因は主に紫外線なので、その紫外線をカットすれば、『耐候性』を伸ばすことができます。

長期仕様インクジェットシート貼りは標準の『UV印刷』と違って、紫外線を約97%遮るラミネート加工を印刷面に施す仕様で、『耐候性』は3~5年まで上がります。

こちらは『長期仕様インクジェットシート貼り』を2年間屋外で設置していたものです。ほとんど色褪せが見受けられませんでした。長期耐候用2年目の実験結果


『長期仕様インクジェットシート貼り』をご希望の場合は、ご注文フォーム【印刷方法】で選択することが出来ます。

注文フォーム印刷方法で選択可能

価格は上がりますが、色褪せによる看板の取り換えの回数が減りますので、お得になります。
例えば『UV印刷』が1年、『長期仕様インクジェットシート貼り』の買い替えを3年と仮定すると、

長期仕様の方がお得出しっ放しの月極駐車場看板でしたら『長期仕様インクジェットシート貼り』の方がコストメリットに加え看板を取り換える手間も減り、お勧めです。

月極駐車場の空あり看板

駐車場に空きが出た時だけ設置する『空あり看板』でしたら、標準の『UV印刷』でも十分です。
設置する看板の使用方法によってお使い分けください。

月極駐車場看板はこちらからご注文いただけます。
https://www.parking-kanban.com/product/parking_sign/#pannel
 

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